PUBLIQ COFFEEは「コーヒーができること」を提供していく取り組み型コーヒー店です。

コーヒー講座の開催 ~坂部建築さん~

こだわりの木造住宅専門店 坂部建築さんにおいて30日(日)
定員の12名参加によるコーヒー講座が開かれました。





「コーヒーから学ぶ、モノの見方・考え方講座」と題して





コーヒーの淹れ方の問題を解決していきながら、
最後に、その解決方法が
日常の問題にも応用できるかを考えまとめとする
そんな内容で行われました。





コーヒー屋が、品質向上のためにつかっている
実行・評価・改善のサイクルを
そのまま講座に持込み






好みにならないという淹れ方の問題を





1.淹れ方(実行)
2.香味チェック(評価)
3.工夫した淹れ方(改善)





の3ステップで進めていきました。





まず、1.淹れ方では、
コーヒーができあがるメカニズム、
そこに働いている原理があることを
実験を通して確認してみました。





抽出されるコーヒー液の色が
刻々と変化し、
溶け出す成分はどんどん変化していることから、






「成分には溶け出す順番がある」という原理を
問題解決の鍵となるものとして注目しました。






そして、好みの方向へ向かうための現在位置を知る意味で
今飲んでいるコーヒーの味わいを評価
2.香味チェック(評価)をしてみました。






飲んでいるコーヒーをを深く知る、という作業です。





どんなことでも
一気に全体をとらえようとすることが難しい時には、
要素ごとに分解し、それぞれを理解しようとすることで
構造が分かってきます。




分かりにくいコーヒーも成分ごとに分解してみて
全体把握しようと試みました。






これは繰り返しの訓練によって
感じ取れるようになってくるものでもあるので
今回は、ゲーム感覚で楽しんで挑戦してみました。





もちろん、関心をもった方が
この方法を家庭に持ち帰って
繰り返すことで、
現在位置のポジションがとれることを期待してです。






そして、淹れ方に働いている原理を知り、現在位置を知り、
好みに向けての方向性を決めたなら
それがどうやったらできるか
3.改善を考えました。






最初に確認した、問題解決の鍵、
淹れ方に働いている原理を応用すれば
それができそうです。






成分には溶け出す順番があるなら、
抽出完了のタイミングを早めたり、
逆に引き伸ばしたりすることで、味わいを変えられるからです。





その具体的な実現方法が




1.粉の挽き方を変える
2.分量を増減する
3.注ぎ方の変化




の3つの組み合わせであり、




テキストに、分かりやすい改善例としてあげた
3つの工夫した淹れ方での味わいの変化を
実際に体験してみて、
淹れ方に働いている原理を身体で確認してみました。








こうして、淹れ方の問題は、
たった一つ・・
原理原則に照らすことで、問題ではなくなっていきました。





つまり、成分には溶け出す順番がある、
というドリップの原理の理解が
どのようにしたらいいのか分からない不透明な問題を
調整できるもの、コントロールできるものへと
変えたのです。





淹れ方で行う一つひとつの手順は
そこに働いている原理原則に照らして決まってくるもので
注ぎのテクニックや湯の温度など
そういった一つひとつの技ともいえるものは、
あくまでも
原理原則に従属するものであるということでした。





このコーヒーの淹れ方の問題に
取り組む中から
私たちの日常でも使える大きな考え方が
見出せます。






この淹れ方の問題は
原理原則を理解することで、問題自体をなくしてしまったのです。






調整できるもの、コントロール可能なものへと変えてしまったのです。






1本の軸がサイクルを動かしています。






原理原則を見出したり、自らの価値観で打ち立てたり、
そうすることで、個別の問題は問題ではなくなり、
コントロール可能なものになる・・





問題自体をなくす方法
そんな考え方を提案してみました。





堅いタイトルでの告知にもかかわらず
和気藹々と進んでいって、とてもよい講座になったと思います。





坂部建築さん、参加されたみなさん、
ありがとうございました!
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