PUBLIQ COFFEEは「コーヒーができること」を提供していく取り組み型コーヒー店です。

コーヒー講座の開催 ~ あん's cafe さん ~

安城市桜井駅近く
こだわりランチが人気の素敵なカフェ
「あん's cafe さん」で、




毎月最後の木曜日を開催日に
シリーズでお届けするコーヒー講座のVo13となる
「抽出器具大研究」が
5/30(木)に開かれました。




好みのコーヒーにめぐり合うためには、
お豆の選択だけでなく、抽出器具の選択も大切です。





同じお豆を使用したとしても
抽出器具によって随分と味わいが異なってくるからです。





そこで今回は、抽出器具に焦点をあて、
いろいろな器具で淹れたコーヒーの飲み比べを通して
自分にとって好みの器具、
淹れ方を探す講座として実施されました。




また、ただの器具探しではなく
どういった傾向のコーヒーを自分は許容し、
許容しないのかといった境界線がひける内容としても。




具体的には、5つの器具を使い、
各器具のコーヒーを飲み比べしながら、
その味わいの差異を感じて
その差がうまれる3つの理由を解き明かしていきました。




・ペーパードリップ
・コーヒーサイフォン
・エアロプレス
・ネルドリップ
・フレンチプレス




この順番で飲み比べしていくことで
徐々に、抽出のしくみや自分の好みの傾向が見えてきます。





飲みなれているペーパードリップからスタートし、
その基準に対しての比較。




次の器具は、その前段までの結果との比較。
といった感じで、積み重ねていきます。




器具はたくさんあるけど、
それらすべては、2つのグループに分けられ、
必ずどちらかに入ること。
まっさきに比較すべきは、その比較です。




そもそも抽出の原理は、
①ろ過液を作る原理と ②浸漬液を作る原理 とに分かれます。




①上から湯を注ぎコーヒー粉をろ過層にして
 コーヒー液を作る方法を透過法といい
②湯とコーヒー粉を浸漬して
 コーヒー液を作る方法を浸漬法といいます。




それぞれで、溶け出す成分が違ってくるので
味わいは異なっていきます。




①ペーパードリップと
②コーヒーサイフォンは、それぞれの代表です。




基本的には、この抽出原理の違いが、
味わいが異なる根本の理由で、
それに加えて、残り2つの要素が
細かな、そして複雑な味わいの違いを生み出していきます。





味わいが異なってくる理由の残り2つのうち、
エアロプレスという器具を使って
一つ目をチェックしてみました。




エアロプレスとは、サイフォンのように
湯と粉を浸漬させ、へらで攪拌した後
注射器のように、手動で圧力をかけてコーヒー液を作る器具です。





エスプレッソを見れば分かるように
粉に対して圧力がかかると、
大気圧では溶け出さない成分が溶け出します。





抽出原理に加えて、加圧があるかどうか、が
コーヒーの出来を変えていくということ・・
それを体験しました。




ここまでで、
①ペーパドリップ②コーヒーサイフォン③エアロプレス3つの器具から





器具によって味わいが異なる3つの理由のうち
・抽出原理の違い・加圧があるかどうか、の2つを確認できました。




3つ目は何でしょうか?




ここまでの器具、
ペーパードリップもコーヒーサイフォンもエアロプレスも
粉と液体を分離するフィルターとしてペーパーを使用していました。




ここからは、その素材を変えていきます。




ペーパーから別の素材、ネル、金属メッシュへと
粉と液体を分離するフィルターの違いが
味わいを変えることを体験してみました。





これらの5つの器具の飲み比べで分かった
味わいの違いは、




・抽出原理の違いという土台の上に、
・加圧するかどうか
・フィルターの素材




という細かな違いを生む要素との組み合わせで作られていました。




5つの器具は、
違いを生む全てを網羅しているという点で
優れた選定といえるでしょう。




また、この講座での真骨頂は、
器具を選ぶということではなく、
この味わいが異なってくる理由に注目し、




この3つの理由のうち、自分にとって
好みに大きく関係するものは何か、
逆に関係しないものは何かを明らかにすることで





器具という単位ではなく、抽出の仕組みという単位で
好みのコーヒーに迫っていこうというものです。




例えば、ペーパードリップでも、コーヒーサイフォンでも
エアロプレスでも、どれもおいしく感じられたとしたなら




それはその人にとって
・抽出原理ではなく ・加圧するかどうかでもなく
・フィルターの素材が好みに関係するのであって、




それが分かれば、器具という単位にしばられることなく
ペーパーを使用した淹れ方を楽しめば好みになるということができます。




また、ペーパードリップとネルドリップが
とりわけよかったというのなら




それはその人にとって、
・加圧するかどうかではなく、
・フィルターの素材でもなく、
・抽出原理を透過法にすることが好みに関係するのであって




それが分かれば、
素材をいろいろ試しながらドリップを楽しむことが出来ます。




こうして、「抽出器具大研究」という講座は
5つの器具の飲み比べを通して
好みの器具を探しながらも、
それを越えて、抽出の仕組みによる器具・淹れ方という
もっと広い楽しみ方を提案したのです。




今回は、抽出器具について学ぶことができました。




参加されたみなさん、あん's cafe さん
ありがとうございました!

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